【穢れや心のざわめきがない世界?】天人の音楽Ⅰ【かぐや姫の物語】
こんばんは、はなです(^^)
みなさんは、練習中の曲について、どんなことを、どんな風に調べていますか?
私は、関連する本を読むことが多いです。
私が数年前に取り組んだ曲の一つに、『天人の音楽Ⅰ』という曲があります。
ジブリ作品「かぐや姫の物語」(高畑勲監督)の終盤で聞こえてくる音楽で、月の都から、天人たちが、かぐや姫を迎えに地上へ降りてくるときに流れるものです。
(映画音楽→サウンドトラック→Amazonで購入→下へスクロースしますと少しですが試聴できます。)
先日、ジブリ曲集を初見演奏用に活用している記事を書きました。
こちらの曲集には54曲もの曲が収録されていますが、『天人の音楽Ⅰ』は未収録です。私はアット・エリーゼというサイトから購入しました。
こちらの曲の感想ですが、明るく、陽気で、楽しげで、不安で、不気味で、乾いていて、とても居心地が悪いです。感情が浮かんでくるのに「無」といいますか。天人という、月の住人が奏でる音楽ですからね(^^;)
音楽が流れる場面の情景や天人の様子を知りたいと思い原作(竹取物語)にもあたってみましたが、原作の解釈もさまざまあるものですので、なかなか腹落ちせず…
こうやって悩むのも楽しいものですね(^-^) 普段のピアノレッスンでは、技術的な指導に充てる時間が多くなりがちです。曲の解釈を誰かと共有できたら楽しいだろうなー、と思っております!!
🌸おまけ🌸
参考書籍の写真の中で「イチオシ!」の帯がついている本は、ジブリ作品「かぐや姫の物語」を小説化(ノベライズ)したものです。少々ネタバレになりますが…巻末に、かぐや姫が月に帰った後の場面があります。ほんの数ページですが、映画にはないシーンです。映画とは異なったエンディングですが、私は好きです(^-^)